【介護職】履歴書の書き方と注意点!履歴書テンプレート(無料ダウンロード付き)
2021.08.17
新卒採用の方はもちろん、中途採用の方でも提出が必要な「履歴書」。
書類選考が当たり前になった現代では、履歴書の提出が必須であり、面接へ進むためにしっかりと書く必要があります。
そこで当ページでは、「履歴書」の書き方や注意点などをご紹介していきます。
履歴書のデータも無料ダウンロードできるので、ぜひご覧ください。
目次
履歴書を書く前に準備
いきなり履歴書を書き始める前に、まずは準備をしましょう。
事前に必要なものは、主に4つ。
- 履歴書
- 黒インクのボールペン
- 免許や資格の取得年月日が分かるもの
- 証明写真
それぞれ具体的に解説していきます。
履歴書用紙の用意(テンプレートの無料ダウンロードも!)
まずはJIS規格の履歴書を用意しましょう。JIS規格であれば、採用担当者も見慣れている学歴・職歴欄が多く、社会人経験が多い中途採用の方にも対応しています。
下記には、JIS規格の履歴書フォーマットをPDF・ワード・エクセルの3種類でデータを用意しておりますので、それぞれ必要に応じてダウンロードしてお使いください。
黒インクのボールペンを用意
介護業界における履歴書は手書きで書くことが主流。そのため、黒インクのボールペンを用意しましょう。
耐水性や油性のボールペンを使うと、にじみにくく描きやすいのでおすすめです。
免許や資格など取得した日付が分かるものを用意
履歴書には取得した免許・資格などを書く欄があります。ここには取得した免許・資格の正式名称を記入。
さらに取得した年月日も記入します。そのため、免許・資格の正式名称と取得した年月日が分かるものを用意しましょう。
証明写真の用意
最後に、履歴書は本人の証明写真を貼って提出する必要があります。
証明写真はスピード写真・フォトスタジオ等で撮影できますが、 フォトスタジオでの撮影をおすすめします。
いくらスピード写真の性能が上がっているとは言っても、スタジオで撮影した写真とは仕上がりが全然違います。
また表情や髪型などのアドバイスももらえるので、なるべくスタジオで撮影した写真を使いましょう。
パーツ別履歴書の書き方見本例
履歴書は主に
- 基本情報欄
- 学歴・職歴欄
- 免許・資格欄
- 志望動機欄
- 通勤時間
- 配偶者・扶養家族欄
- 本人希望欄
などがあります。
それぞれ、どのように記入していくのか、(見本)を見ながら項目ごとの書き方を見ていきましょう。
基本情報欄
基本情報欄には、日付・写真・氏名・年齢・住所・電話番号・メールアドレスを記入します。
それぞれの書き方を、さらに細かく見ていきましょう。
日付
- 提出日か前日の日付を記入(郵送する場合は投函日の日付を記入)
- 面接時に持参する場合は、面接日当日の日付を記入
- 西暦か和暦は履歴書全体で統一すること(2021年なのか令和3年なのか統一)
写真
- 縦36mm~40mm、横24mm~30mmのサイズ
- 3ヶ月以内に撮影した写真を使う
- カラー
- 正面から撮影されたもの
- 胸から上が写っているもの
- 印象の良い表情と服装なもの
- 剥がれた場合を想定して写真の裏に名前を記入する
氏名
- 姓と名の間にスペースを空ける
- ふりがな・フリガナは履歴書のスタイルに合わせる
年齢
- 送付または持参する日の年齢を記入
住所
- 都道府県を省略せずに記入
- 郵便番号・アパート・マンション名まで記入
- 連絡先は現住所と異なる場合のみ記入
電話番号
- 固定電話がある場合は固定電話と携帯電話を記入(携帯電話のみでもOK)
- 日中に連絡がつきやすい電話番号を記入
メールアドレス
携帯アドレスもしくはフリーアドレスを記入
学歴・職歴欄
履歴書には、これまでの学歴・職歴を記入します。
下記に注意しながら記入するようにしましょう。
- 西暦や和暦などの表記を統一する
- 高校や専門学校卒業の年月日から記入する
- 学部・学科・コース名なども細かく記入
- 学校名は正式名称で記入する(例:×高校 → ○高等学校 など)
- 時系列に記入し、会社名も正式名称で記入
- どのような業種でどんな部署に配属されたのかを記入
- 現職の退職日が決まっている場合(平成○年 ○月 介護老人ホーム〇〇 退職予定 と記入)
- 最終行に「現在に至る」と記入し、その下に右寄せで「以上」と記入
- 履歴書に職歴が収まらない場合は簡易的に記入し、職務経歴書に細かく記入してある旨を記入
免許・資格欄
取得している免許や資格は積極的に記入していきましょう。
特に、介護に関わる免許や資格を持っている場合はアピールポイントとなるため、記入は必須です。
記入する際は下記に注意してみてください。
- 免許を記入してから資格を記入
- 履歴書全体で西暦か和暦かを統一する
- 免許や資格は正式名称を記入
志望動機欄
当社を志望した理由を明確に書くことで、採用担当者の目を引くことができる志望動機欄。
記入する際は、下記の点に注意しながら記入しましょう。
- 応募企業が求める人物像を想定して記入
- これまでの職歴が活かせるような内容にする
- 太陽担当者が競合他社ではなくなぜ当社を選んだのか分かる内容になっているか
- 入社した後にどのような働きをしたいか意欲が伝わる内容になっているから
- 将来的にどうなりたいかキャリアビジョンなどがしっかりと伝わる内容になっているか
通勤時間
履歴書の通勤時間欄は、採用担当者が通勤時間や距離が長すぎないかどうかをチェックしています。
下記の点に注意しながら記入してください。
- 現住所から勤務地までの正確な時間を記入
- 徒歩・車・バス・電車など通勤手段も記入
- 1分未満の場合は0時間と記入
配偶者・扶養家族欄
配偶者とは自身と婚姻関係にある人のことを指します。夫・妻がいる場合には、「有」と記入しましょう。
また扶養家族の欄には、本人を除いた扶養している家族の人数を記入します。子供の扶養に関しては、子供が配偶者の扶養となっている場合は扶養家族に含めないので注意しましょう。
本人希望欄
最後に本人希望欄についてです。待遇面に関しては、原則「貴社規定でお願いいたします」と記入しましょう。
もし勤務時間に制限がある場合は、できるだけ働く態勢を整えているなどを記入しておくと好印象です。
まとめ
履歴書は企業の採用担当者がはじめに見る顔です。
字はもちろんのこと、学歴・職歴・免許・資格・志望動機など、アピールできる箇所がたくさんあります。
まずはシンプルなJIS規格の履歴書を使って、それぞれの項目を記入していきましょう。